増える商品のネット購入 2008年版「情報通信白書」

■総務省が発表した2008年版「情報通信白書」によると、2007年に旅行商品やコンサートなど各種チケットをインターネットで購入した人の割合は53％で、02年の４％よりも大幅に増え、店頭購入の割合38％を上回っています。

　５年前よりもインターネット購入の割合が大きく伸びたのは、「音楽映像」（５％→33％》、「パソコン・周辺機器」（４％→25％）も目だっています。

　商品を評価する判断材料がネットで収集しやすいことが理由に挙がっています。

http://www.johotsusintokei.soumu.go.jp/whitepaper/whitepaper01.html

大阪市内で働く人の12％「自殺考えた」

■大阪市の「こころの健康センター」によると、大阪市内で働く人の12％が過去１年以内に「死にたい」と考えたことがあり、実際に自殺しようとした人も1.6％いました。

　2007年11月、23事業所に勤める1370人に調査票を送り、計994人（男636人、女358人)が回答。

　過去１年以内に「死にたい」と思った人は男性で11％、女性で13％。さらに男性の1.4％、女性の２％は実際に自殺しようとした、としています。

　死にたいと考えたことがある人のうち、57％が「相談したいが誰にも相談できない」としています。

外食メニューに求める表示は「カロリー」がトップ

■NTTレゾナントと三菱総合研究所の調査によると、外食メニューに記載して欲しい情報（複数回答）は、男女とも「カロリー」が１位（男性41.2％、女性59.0％）でした。

　女性では「原産地」（40.2％）、「原材料名」（35.8％）が続き、いずれの項目も男性を10ポイント以上上回っています。

http://research.goo.ne.jp/database/data/000812/index.html

DATE 001 女性の社会進出

■政府の2008年版男女共同参画白書によると、女性の政界や経済界への社会進出度を示すジェンダー・エンパワーメント（GEM）は93ヵ国中54位（07年）でした。前年は75ヵ国中42位でした。

　白書によると、女性の市区町村の首長は0.9％、議会議員は10.5％。小中学校のPTA会長のうち女性は10.1％でした。